2022年のNHK大河ドラマは、ヒットメーカーの三谷幸喜が脚本を手掛ける「鎌倉殿の13人」。武士の世を磐石にし、自身も鎌倉幕府2代執権にまで上り詰めた北条義時（演じるのは小栗旬）を主人公に、武士たちが繰り広げる激烈な覇権闘争が描かれます。音楽を担当したエバン・コールは1988年アメリカ生まれ。バークリー音楽大学を卒業後に来日しました。その壮大なアレンジメントやシンフォニックメタルサウンドが注目を集め、アニメやTV番組、映画等の映像音楽を中心に活躍しています。今回も、エンターテインメント性にあふれたメインテーマが、大河としては異例に短いタイトルバックを鮮烈に彩り、話題を呼んでいます。<br><br>【アレンジャーより】
<br>　原曲では和太鼓が印象的ですが、この楽譜ではその代わりに２つのタムを指定しています。合奏に躍動感を出すためによく聴こえる位置に配置したり、２人以上で演奏しても良いでしょう。低いタムには、できるだけ胴の深い楽器を選ぶようにしてください。もし和太鼓を取り入れられる環境であれば、タムのパートを参考にぜひ実践してみてください。
<br>　テンポが少しゆっくりになるの前で、橋渡しとしてキーボード３のソロがあります。音量を出したい場合は、ピアノパートに記された小音符を活用してください。<br><br>編成<br>フルスコア
<br>リコーダー
<br>鍵盤ハーモニカ
<br>鍵盤ハーモニカ（初級用）
<br>木琴
<br>鉄琴
<br>キーボード1（ソプラノアコーディオン）
<br>キーボード2（アルトアコーディオン）
<br>キーボード3（テナーアコーディオン）
<br>低音楽器
<br>ピアノ
<br>タム（高・低）
<br>打楽器
<br>※ティンパニなどの特殊打楽器は、無くても演奏可能。<br><br>使用パーカッション<br>■タム（高・低）
<br>■打楽器
<br>合わせシンバル
<br>サスペンデッド・シンバル
<br>クラベス
<br>ウィンドチャイム