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- 9784910436227
オペラ「メドゥーサ」ヴォーカルスコア全2幕
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作曲:蒔田裕也 台本:河原廣之
河原廣之の台本に蒔田裕也が作曲した日本語による新作オペラのヴォーカルスコア。
第1幕。エーゲ海。パルテノン神殿を遠景にスニオン海岸。微かに波の音が聞こえる中、海の神ポセイドンと絶世の美女メドゥーサが、愛を語り合っている。この様子を、神殿の高みから女神アテーナが窺っている。アテーナは勝利の女神ニケに自分の髪とメドゥーサの髪のどちらが美しいか問うが、勝者の判断に苦渋するニケを前に、アテーナの怒りと嫉妬は頂点に達し、メドゥーサをおぞましい怪物に化身させてしまう。これらのやり取りの一部始終を目撃していた風、水、土の精たちは、それでもメドゥーサは生きている事実に不安を感じながらもゼウスの審判に期待する。
第2幕。勝利の女神ニケが、メドゥーサの命を奪うために、アテーナがペルセウスを武装させて送り込む事を決意する。ペルセウスを導くことができるのは、メドゥーサの住んでいる洞窟を知っている妖精たちだけだ。ペルセウスは、空を飛び、妖精たちに従って地上の西の果てにあるメドゥーサの洞窟に向かう。自らの血が新たな命を生み出す事を知っているメドゥーサは、まるでペルセウスを待つかのように天空に両手を捧げ、再び洞窟の中に入り深い眠りにつく。妖精たちの案内で導かれて来たペルセウスは、アテーナに与えられた盾アイギスを手にメドゥーサに近づき、その首を刎ねる。
出版社 | おぺら読本出版 | ジャンル | オペラ曲集 |
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作曲者 | 編・著・監修 | ||
グレード | 刊行日 | 2023/05/09 | |
総ページ数 | ページ | サイズ | 長辺:mm×短辺:mm |
厚み | mm | 重さ | g |
版型 | 編成 |
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