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宮地楽器 国立音楽大学店

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商品コード:
9784865592191

楽譜でわかる20世紀音楽

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ドビュッシー、ガーシュウィン、ストラヴィンスキー、ケージ・・・・・・
音楽上の革新はどのように楽譜に書き記されたのか。
演奏家×作曲家×音楽学者のコラボレーションによる知的興奮あふれる講義録!
伝統的な音楽語法に飽き足らず、まったく新しい表現を模索した20世紀の作曲家たち。
彼らは音楽記号を変形したり、新しく考案したり、五線を使わない記譜法を開発したりして、みずからの着想を書き記そうとした。

ドビュッシーの静寂・沈黙の音楽はどう記譜されたのか。
ストラヴィンスキーの原始主義はどのように記述されているのか。
ガーシュウィンはジャズのイディオムをどう楽譜で表現したのか。
ケージやヴァレーズの実験性は楽譜からどう読みとれるのか──

作曲家、音楽学者、演奏家がタッグを組み、
作曲家たちがおこなった〈紙の上の革命〉の真相を明らかにする。
国立音楽大学でおこなわれた知的興奮あふれる連続講義を書籍化。
ジャズ・ピアニスト小曽根真のガーシュウィン論も収録!

プロフィール
久保田慶一(くぼた・けいいち)
東京藝術大学大学院修士課程を修了。フライブルク大学、ハンブルク大学、ベルリン自由大学に留学。東京学芸大学教授を経て、現在、国立音楽大学教授。国立音楽大学音楽研究所元所長。音楽学博士(東京藝術大学大学院)。専門は西洋音楽史および音楽理論。

白石美雪(しらいし・みゆき)
東京藝術大学大学院音楽研究科修了。専門は音楽学。ジョン・ケージを出発点に20世紀の音楽を幅広く研究するとともに、批評活動を通じて、現代の創作や日本の音楽状況について考察してきた。近年は明治期から昭和期に至る日本の音楽評論の成立もテーマにしている。
著書に『すべての音に祝福を ジョン・ケージ 50の言葉』(アルテスパブリッシング)、『ジョン・ケージ 混沌ではなくアナーキー』(武蔵野美術大学出版局、第20回吉田秀和賞受賞)、共編著に『音楽論』(武蔵野美術大学出版局)、共著に『音楽用語の基礎知識』(アルテスパブリッシング)、『はじめての音楽史』(音楽之友社)、『武満徹 音の河のゆくえ』(平凡社)ほか、共訳書にディック・ヒギンズ『インター・メディアの詩学』(国書刊行会)など。現在、武蔵野美術大学教授、国立音楽大学非常勤講師。

井上郷子(いのうえ・さとこ)
ピアニスト。専門は現代音楽演奏、作品および奏法研究。主なレパートリーは、近藤譲、ジョン・ケージ、モートン・フェルドマン、リュック・フェラーリ、現代日本のピアノ作品など。東京学芸大学大学院作曲科修了。第10回佐治敬三賞受賞。現在、国立音楽大学教授。

森垣桂一(もりがき・けいいち)
東京藝術大学、パリ国立高等音楽院、サンクトペテルブルク音楽院で学ぶ。第42回日本音楽コンクール作曲部門第1位、平成12年度芸術祭優秀賞受賞。現在、国立音楽大学および大学院特任教授、東京藝術大学作曲科、東京音楽大学各講師。日本現代音楽協会副理事長。専門は作曲・作曲理論。

池原舞(いけはら・まい)
早稲田大学講師:音楽学

伊東信宏(いとう・のぶひろ)
大阪大学大学院文学研究科教授:音楽学

梅本実(うめもと・みのる)
国立音楽大学教授:ピアノ

小曽根真(おぞね・まこと)
国立音楽大学教授:ジャズピアノ、作・編曲

柿沼敏江(かきぬま・としえ)
京都市立芸術大学名誉教授:音楽学

今野哲也(こんの・てつや)
国立音楽大学、玉川大学、桐朋学園大学各非常勤講師:音楽理論

長木誠司(ちょうき・せいじ)
東京大学大学院教授:表象文化論

土田英介(つちだ・えいすけ)
桐朋学園大学教授:作曲・作曲理論

長島剛子(ながしま・たけこ)
国立音楽大学教授:声楽・ドイツ歌曲

中田朱美(なかた・あけみ)
国立音楽大学ほか非常勤講師:ロシア・ソヴィエト音楽

福田隆(ふくだ・たかし)
国立音楽大学元教授、現在、熊本学園大学特命教授:打楽器

安良岡章夫(やすらおか・あきお)
東京藝術大学理事・副学長:作曲

CONTENTS
はじめに

第1章 20世紀音楽の楽譜を読む
──作曲家の発想の変化が楽譜の変化を生む
白石美雪 聞き手:久保田慶一

第2章 あふれる想いを書き綴った楽譜
──ドビュッシーの静寂・沈黙の音楽
森垣桂一

第3章 原始のエネルギーはどのように楽譜化されたか
──ストラヴィンスキーの原始主義
白石美雪+池原舞

第4章 民俗音楽の採譜と作品の記譜
──バルトークのヴァイオリン音楽
伊東信宏

第5章 革新的な発想で書かれた楽譜
──ロシア・アヴァンギャルドの音楽
中田朱美

第6章 ジャズのイディオムはどのように楽譜化されたか
──ガーシュウィンのシンフォニック・ジャズ
小曽根真

第7章 語りと歌の狭間で
──シェーンベルクの表現主義
長島剛子+梅本実

第8章 新しい音律を求めて
──パーチの創作楽器
柿沼敏江

第9章 内部奏法からプリペアド・ピアノまで
──カウエルとケージの新しいピアノ
白石美雪+井上郷子

第10章 極小形式と楽器法
──ひとつの根本思想から発展するヴェーベルンの音楽
安良岡章夫

第11章 ノイズに満ちた音楽を書きとめた楽譜
──ヴァレーズの音楽
森垣桂一+福田隆

第12章 リリカルな表現の記譜
──ベルクの音楽
土田英介

第13章 さまざまな音楽要素が混在する音楽
──ストラヴィンスキーの新古典主義《兵士の物語》
森垣桂一

第14章 同時代そのものがひしめく機械とノイズの音楽
──ヒンデミットの時事的音楽
長木誠司

楽曲解説/年表
あとがき
索 引
出版社アルテスパブリッシング ジャンル評論・エッセイ・読み物・その他
作曲者編・著・監修
グレード刊行日2020/03/25
総ページ数292ページサイズ長辺:210mm×短辺:148mm
厚み18mm重さ366g
版型A5編成

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