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サラサーテ 105

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●表紙&Artist Close-up 田原綾子(ヴィオラ)
今号は、ヴィオラ奏者の田原綾子です。
まだ20代の彼女ですが、ヴィオリストとしてさまざまな室内楽やオーケストラの首席としても引っ張りだこの彼女。5歳からヴァイオリンを始めた彼女がヴィオラに転向したのは桐朋高校音楽科時代。今もカルテットを組む、毛利文香、山根一仁、上野通明と室内楽をやるためでした。
故岡田伸夫に師事して大きな花が開きました。桐朋音楽大学を卒業後は、パリのエコール・ノルマル音楽院でブルーノ・パスキエに師事。現在はドイツ・デトモルト音楽大学でファイト・ヘルテンシュタインに学んでいますが、2020年3月からコロナ禍のためにドイツには渡航できていません。夏には去年あるはずだった修了試験を受けるためにドイツに行く予定です。
その後は日本で活動しながら次のステップを模索するということです。「ヴィオラが本当に好き」でヴィオラの魅力を聴衆に伝えるために演奏しているという彼女の現在(いま)と将来の夢を聴きました。

●特集 ピアノと弾こう!
弦楽器、特にヴァイオリンは旋律楽器であり、基本メロディを弾きます。
オーケストラやアンサンブル団体に参加しておらず、ひとりで練習しているアマチュアの方は、せいぜい発表会の時にしかピアノと共演することがなかったりしますね。
ですが、無伴奏作品は別物として、通常最小限でもピアノと弾くことで多くの楽曲は完成されています。作曲家は単なる伴奏を付けているわけではないのです。
今回はピアノとのデュオを中心に、“伴奏”という言葉では片付けられない、デュオの醍醐味の話や実践テクニック、名演奏家の逸話などを紹介します。
この特集を読んだら、さぁ、「ピアノと弾こう!」。
出版社せきれい社 ジャンル定期雑誌
作曲者編・著・監修
グレード刊行日2022/04/01
総ページ数ページサイズ長辺:256mm×短辺:211mm
厚み9mm重さ350g
版型AB編成

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