本号の表紙を重厚かつダンディに飾ってくれたのは、田中靖人氏と谷中敦氏です。それぞれトルヴェール・クヮルテット、東京スカパラダイスオーケストラでバリトンサクソフォンを担当するお二人の夢の顔合わせが実現しました。Yamahaバリトンサクソフォン新製品3モデルを題材にして、田中氏とともに開発に携わった竹村直哉氏も途中から加わっての賑やかなバリトン座談会となりました。
特集も、これに関連してバリトンサクソフォンの試奏記事を用意しました。テスターにファーストコール山本拓夫氏を迎え、上位機種を一挙に集めて「バリトンサックス厳選ハイエンドモデル吹き比べ」と題してお届けします。
そして今回の付属CD連動楽譜のテーマは「黄金時代のフュージョン名曲にTRY!!」。1970～80年代の楽曲を中心にフュージョン最盛期のナンバーをピックアップ。このジャンルの国内トッププレイヤーの一人である松田靖弘氏が鮮やかな演奏を披露してくれました。付属CDにはカラオケも収録されているので、演奏アドバイス付きの楽譜で気分良く演奏することができます。
インタビューには、ニューアルバムをリリースするTRI4THの藤田淳之介氏や、神崎ひさあき氏の連載ゲストで小林香織さんが登場。そのほかにも動画連動の誌上レッスンなど、今回も盛りだくさんの内容でお届けしています。