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地球に住めなくなる日 「気候崩壊」の避けられない真実
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「アジアの大部分が居住不可能」「気候難民が10億人に」など、知られざる「最悪の未来」を明らかに!話題騒然の警告の書。<br><br>知られざる「戦慄の未来」を明らかに。話題騒然の警告の書。<br><br>平均気温が4℃上昇した世界はどうなるのか?<br><br>現状の二酸化炭素排出ペースが続けば、今世紀末までに平均気温が4℃上昇するという予測が現実味を帯びてきます。4℃の上昇で、下記のことが起こります。<br><br>・地球規模の食料危機が毎年発生する。<br>・酷暑関連の死者が全体の9パーセント以上を占める。<br>・複数の気象災害が1か所で同時発生することが増え、損害は世界全体で600兆ドルに達する。<br>・紛争や戦争が倍増する。<br><br>現状での「最良の予測」とされる2℃であっても、4億人が水不足に見舞われ、北半球でも夏の熱波で数千人の死者が出るとされています。しかももっと早くその世界が訪れるかもしれません。温暖化がもたらすものは海面の上昇だけではありません。殺人的な熱波、大規模な洪水・山火事、深刻な大気汚染、経済破綻、気候戦争など、さまざまな脅威が複雑に絡みあい、壊滅的な状況へと向かわせるのです。本書で描かれるのは、温暖化が進むとどうなるかの具体的な世界です。人々の生活や、社会、政治、経済の変化がリアルにあぶり出され、「最悪の未来」が訪れたらどうなるのか実感できるでしょう。戦慄の未来を回避するために残された時間はわずかです。著者は警鐘を鳴らすとともに、エネルギーおよび輸送システム、農業・工業などの面から、大転換を遂げるために何をすべきかを提言、より良い未来へと希望をつなげます。<br><br>各氏絶賛!<br>福岡伸一氏「今、手を打たなければ最悪の未来を迎える。全世界必読の書」<br>坂本龍一氏「これは未来の話ではない、今、ここにある危機だ。人類はこれを乗り越えることができるのか。終末を迎えるのか。どこに希望はあるのか」<br>中川翔子氏「わたしたちが当たり前に過ごしてきた日々は、奇跡であり、尊い。人類滅亡の可能性から生き延びるための生存戦略がここにある」<br>水野和夫氏「現在の資本主義をとるべきか、未来に向けて気候変動の回避をとるべきか、それが21世紀の問題だ」<br>荻上チキ氏「”地球温暖化?ではなく”気候危機?の時代。グレタ・トゥーンベリは”私ではなく科学者の話を聞け?と叫んだ。今何が起きているのか。豊富なデータを通じて、サイエンスの声を届ける力作」<br><br>第1部 気候崩壊の連鎖が起きている<br>第1章 いま何が起きているのか<br>第2章 隠されてきた「最悪のシナリオ」<br>第3章 気候崩壊はすでに進んでいる<br>第4章 グローバルな気候崩壊の連鎖<br>第5章 未来は変えられる<br>第2部 気候変動によるさまざまな影響<br>第6章 頻発する殺人熱波<br>第7章 飢餓が世界を襲う<br>第8章 水没する世界<br>第9章 史上最悪の山火事<br>第10章 自然災害が日常に<br>第11章 水不足の脅威<br>第12章 死にゆく海<br>第13章 大気汚染による生命の危機<br>第14章 グローバル化する感染症<br>第15章 経済崩壊が世界を揺るがす<br>第16章 気候戦争の勃発<br>第17章 大規模な気候難民<br>第3部 気候変動の見えない脅威<br>第18章 世界の終わりの始まり<br>第19章 資本主義の危機<br>第20章 テクノロジーは解決策となるのか?<br>第21章 政治の弱体化<br>第22章 進歩が終わったあとの歴史<br>第23章 終末思想への抵抗<br>第4部 これからの地球を変えるために<br>第24章 劇的な変化の時代が始まる<br><br>著者あとがき 残された時間で何をするべきか<br>解説 江守正多(国立環境研究所地球環境研究センター副センター長)
出版社 | (株)NHK出版 | ジャンル | 評論・エッセイ・読み物・その他 |
作曲者 | | 編・著・監修 | デイビッド・ウォレス・ウェルズ |
グレード | | 刊行日 | 2020/03/14 |
総ページ数 | 288ページ | サイズ | 長辺:190mm×短辺:130mm |
厚み | 20mm | 重さ | 300g |
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版型 | 四六判 | 編成 | |