「ぼくの村は戦場だった」の楽譜をみたとき、この曲を歌わなければと強く感じたことを今でも鮮明に覚えている、と語る吉岡訓子。
戦前・戦中・戦後と、作品を通して世の中にメッセージを送り続けた、信念を貫いた作曲家たちの作品を取り上げ、
聴き手に深い祈りを伝える。


信長貴富 Takatomi Nobunaga (1971-)
ぼくの村は戦場だった
─あるジャーナリストの記録─[信長貴富 テキスト構成]
[1] 第1章 カメラとペン
[2] 第2章 111000000
[3] 第3章 ぼくは兵士だった
[4] 第4章 ねがい
[5] 第5章 もし、ぼくが
[6] 第6章 目を凝らし、耳を澄ませば

金井喜久子 Kikuko Kanai (1906-86)
[7] 東西東西[岸和一郎 詞]
[8] 愛のうた[金井喜久子 訳詞]
[9] 与那国の子猫[金井喜久子 訳詞]
[10] てぃんさぐの花[金井喜久子 訳詞]
[11] 南の島[金井喜久子 詞]
[12] ひめゆりの塔[仲宗根政善 詩]
[13] 絶筆[矢野克子 詞]

吉田隆子 Takako Yoshida (1910-56)
[14] ポンチポンチの皿廻し[中村正常 詞]
[15] 君死にたまふことなかれ[与謝野晶子 詩]


吉岡訓子 ソプラノ 浅井道子 ピアノ

録音:2021年2月19-21日 秩父ミューズパーク

メディア掲載レビューほか
音楽を通して、懸命に生き抜いた人々へ繋がる。鎮魂の思いと平和への願いを込めて。 (C)RS