1901年に発表された、土井晩翠作詞・瀧廉太郎作曲による歌曲。七五調の歌詞に西洋音楽のメロディが融合し、日本で作曲された初めての西洋音楽の歌曲として日本音楽史の中でも重要な曲とされています。原曲は無伴奏ですが、1917年に山田耕筰の手によってピアノ伴奏の追加と旋律や調性の改変がなされた版が存在します。<br><br>【アレンジャーより】
　大変叙情的で重厚な趣きを持つこの曲を、２コーラス目から軽快なジャズワルツ風にアレンジしました。昔も今も変わらぬ光を投げかけてくる月の下で、憂いをおびながらも、さも軽く闊歩するようなイメージです。終盤は変ロ短調へ転調し拍子も変わり、難易度も多少高くなります。2ndと3rdパートは二人の16分音符がひとつのラインのように繋がるのが理想です。１stはそのラインに上手く乗っかってください。山田耕筰編曲版のメロディを元に編曲しました。<br><br>編成<br>Full Score
1st Flute
2nd Flute
3rd Flute<br><br>