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RP J. B. ルイエ アルトリコーダーソナタ 第39番 作品4-3
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J.B.ルイエ(1688?~1720頃?)の「リコーダーと通奏低音のための12のソナタ 作品4」は、1700年代の早いころ、作品1・作品2・作品3につづきアムステルダムで出版されました。
★解説★
6つの楽章から成っています。
第1楽章はラルゴ(ひろびろと)、4分の4拍子で、わりに細かな音符で歌っていきます。終わりのところにちょっとした工夫があります。
第2楽章はアレグロ(快活に)2分の2拍子ですが、よほどの名人でない限り、たとえば「2分音符=90/分」のような速さで演奏するのは至難のことですから、4分の4のように感じて演奏してよいと思います。演奏例も伴奏もそういう考え方によっています。
第3楽章はアダージョ(ゆっくりと)、4分の4拍子の、間奏曲ふうの楽章です。本来はあまり拍にとらわれずかなり自由に奏する曲だと思われ、1小節内の音符の拍数が規則に合わないところもたくさんあります。本書の楽譜は一応原典(ロジャー版)の雰囲気を残しながら、ある程度、現代人にとって読みやすいように整理したものです。伴奏も「自由な演奏」に合うものを収録するのは不可能ですので、およそテンポを守った演奏になっています。
第4楽章は再びアレグロ、4分の4拍子です。ルイエ得意の飄々としたガボットふうの楽章で、ルイエは「作品1-4」をはじめ、何度かこの感じの曲を書いています。
第5楽章は再びラルゴで、2分の3拍子です。ヘ短調で、やや重々しく悲しみを歌います。
第6楽章はまたもアレグロで、8分の6拍子のジークです。無駄なく引き締まっていて、よく書けた終曲になっています。
出版社 | リコーダーJP | ジャンル | リコーダー曲集 |
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作曲者 | 編・著・監修 | ||
グレード | 刊行日 | 2023/06/01 | |
総ページ数 | 24ページ | サイズ | 長辺:297mm×短辺:210mm |
厚み | 3mm | 重さ | 125g |
版型 | A4 | 編成 |
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