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SR-152 J. S. バッハ ソナタ集 第7巻
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弊社では新バッハ全集版(1963年、ベーレンライター社)に収録された、ハンス・ペーター・シュミッツ氏校訂の楽譜を底本としました。
チェンバロの右手が独奏楽器と対等に音楽をつくっていくスタイルで、たいへん緻密に書かれています。
リコーダーで演奏する場合は、音域に合わせてハ長調に移調しますが、がんらいハ長調のソナタだったのではないかという説もあるようです。
★解説★
第1楽章はヴィヴァーチェ(生き生きと)、4分の4拍子です。チェンバロによる比較的長い前奏に続いて、フルートが軽やかなテーマを示し、細かな動きを含む音楽をつむいで行きます。チェンバロの右手と独奏楽器はほぼ対等で、役割を入れ替わったりずれたりしながら音楽を進めます。
第2楽章はラルゴ・エ・ドルチェ(広々と、やわらかに)、8分の6拍子です。この拍子に聴こえるように演奏するとするとけっこう速く演奏することになりそうですが、やわらかな曲調ですので、かなり遅めのテンポがよく選ばれます。ときどきフト物思いに沈むかのように立ち止まるのが印象的。
第3楽章はアレグロ(解決に)8分の3拍子のロンドふうの楽章です。典型的なロンド形式ではありませんが、最初にチェンバロだけで奏されるテーマのほか、いくつかの副主題を持ち、それらが入れ替わり立ち代り扱われ、そのかんにテーマの回帰もあるので、ロンドふうの印象を与えます。副主題も含めた主題群がしだいに熟していくようなおもむきがあって、さすがはバッハだと思わされます。
出版社 | リコーダーJP | ジャンル | リコーダー曲集 |
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作曲者 | 編・著・監修 | ||
グレード | 刊行日 | 2023/03/01 | |
総ページ数 | 46ページ | サイズ | 長辺:297mm×短辺:210mm |
厚み | 5mm | 重さ | 240g |
版型 | A4 | 編成 |
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